【シッポズチックル様専用】ブレンデル/シューベルト:即興曲集【西独盤】 CD

【シッポズチックル様専用】ブレンデル/シューベルト:即興曲集【西独盤】 CD

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シューベルト

ブレンデルは数少ない著書『楽想のひととき』(1978年)の中で、シューベルトについて1章をさき、約30ページに渡りシューベルトのピアノ・ソナタ論を語っている。そしてシューベルトについて次の4つの偏見を否定している。『①シューベルトのスタイルは発展しなかった、②ベートーヴェンのソナタを模倣して失敗した、③シューベルトの音楽はオーストリアの風景の柔らかい優しい輪郭に似ている、④シューベルトのピアノ曲はピアニスティックではない。』そのシューベルトを最も理解しているブレンデルの即興曲は格別の美しさです。特に作品90 D.899の第2番・第3番の演奏を推したい。
録音:1973年、1974年
ブレンデルのレパートリーの主要な部分を占めるシューベルトの即興曲集。これは第1回目の録音。細部まで完璧にコントロールされているが、音の柔らかさと流れの自然さが知と情の見事なバランスを保っている。
即興曲集D.899(作品90)
 第1番 ヘ短調


アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

 第4番 変イ長調


 第2番 変イ長調
ブレンデルの演奏は、一音一音がしかりと打鍵されており、ピアニシモまで良く聴きとれるので、曲の構成が良く分かる演奏。寂寥感と美しさが渾然一体となったシューベルトの即興曲ですが、ブレンデルの演奏は、曲の構成が明瞭であるだけではなく、抒情と知性のバランスが良く取れていて、模範的ともいえる演奏。これは寂寥感も美しさも良く出ているが、情に流れたり、知的になり演奏がかたくなっていないと言う意味であり、単に中庸ということではない、すぐれた演奏で、何度聴いても飽きない。
数あるこのシューベルトの「即興曲」の中で最も完璧度と満足度を与えてくれるのが、この1973/1974年録音ではないかと思います。ブレンデルの1989年盤も素晴らしいのですが、こちらは更に完成度の高いといいますか、ブレンデルに最盛期を思わせる演奏内容・技術・哲学的志向の絶頂期を感じさせられます。この様な演奏を聴けること事態に現代に生きる私共は感謝したくなる演奏です。
 第4番 ヘ短調
即興曲集D.935(作品142)
 第1番 ハ短調
輸入盤【西独盤】盤面傷なし 11
 第3番 変ト長調

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商品の状態: 目立った傷や汚れなし


 第3番 変ロ長調
 第2番 変ホ長調
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